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―健康保険組合全国大会 第二部― <特別企画>VTR&トーク 健保組合の取り組み事例で意見交換 広報プロジェクトの概要も紹介

―健康保険組合全国大会 第二部― <特別企画>VTR&トーク

健保組合の取り組み事例で意見交換
広報プロジェクトの概要も紹介

 2015年度健康保険組合全国大会第2部では、特別企画として、「VTR&トーク」を実施しました。


フリーアナウンサー 平原 沖恵さん

 冒頭、昨年の全国大会で上映したVTRをもとに、健保組合の認知が低い現状を振り返り、その後、2つの健保組合が事業主や加入者と一体となって保健事業に取り組む事例を紹介。VTRの合間には、フリーアナウンサーの平原沖恵さんを司会に、健保連の白川修二副会長、日本通運健康保険組合の安藤伸樹理事長(健保連広報委員長)、セーレン健康保険組合の野路日出男専務理事(健保連大会運営委員)の3名がトークセッションを行いました。

 1つ目の事例として、三菱電機健康保険組合が取り組む「MHP21」の活動を紹介。この活動は、2002年から10年間の長期計画に基づいて実施し、現在ステージⅡに移行しています。開始から14年目を迎え、健康風土が企業文化として根付く様子が上映されました。

 同健保組合の宇治野進常務理事は、長く活動を続けるポイントとして、●企業と労働組合、健保組合が三位一体となって活動すること、●健保組合が考える方針に対し、各事業所で地域や業種など、特徴にあった形に味付けをして事業展開していくこと――の2点を強調。


セーレン健康保険組合 野路 日出男 専務理事
(健保連大会運営委員)

 三菱電機健保組合の取り組みに対し、野路専務理事は、「保健事業を推進するうえで、数値目標を掲げ、事業主と健保組合の連携が非常にうまくいっている事例です。健保組合は、事業主や加入者を巻き込んだ『目に見える保健事業』を推進していく必要があります」と述べました。

 2つ目の事例として上映された、トヨタ関連部品健康保険組合では、異なる企業が数多く加入する総合健保組合において、事業主と健保組合が協働して保健事業を推進する取り組みを紹介。

 毎年、事業所ごとに健診データや独自に実施するアンケートの分析結果をまとめた「データヘルス報告書」を作成し、片山正之常務理事が自ら各事業所の社長を訪問し、内容を説明する「トップ懇談会」を実施しています。同懇談会は、各事業所の健康状態を伝えるだけではなく、情報交換の場としても機能しているそうです。

 VTRのなかで片山常務理事は、「1社1社事業所を周っていると、必ず宿題が出ます。それを事務所に持ち帰って、職員全員で改善していく。それを繰り返すことで、事業主が何を求めているのかがわかってきます」と語りました。


健康保険組合連合会 白川 修二 副会長

 さらに、同懇談会に参加した企業の社長は、「毎年改良されたデータをもとに話し合いができ、われわれの企業活動を支えていただいていると感じています」と述べました。

 トヨタ関連部品健保組合の取り組みに対し、健保連の白川副会長は、国によるデータヘルス計画や「健康経営」の推進、東証による健康経営銘柄の選定など、企業と健保組合が協働して保健事業を行なう社会的機運が高まっていると述べたうえで、「健保組合が創意工夫をし、地道な活動を続けていくことが重要です。健保連としては、さまざまな活動事例を積極的に横展開していきたい」との見解を示しました。


日本通運健康保険組合 安藤 伸樹 理事長
(健保連広報委員長)

 またVTRでは、2014年から実施している「あしたの健保プロジェクト」の概要を上映。全国大会開催の約1週間前から東京メトロの霞ヶ関駅、国会議事堂前駅構内に掲示したポスターや、意見広告、テレビCMなど、天才バカボンファミリーのキャラクターを起用し、「健康保険、これではよくないのだ!」をキャッチフレーズに、国会議員や関係省庁をはじめ、現役世代に広くアピールする活動を紹介しました。

 これを受け安藤理事長は、「プロジェクトが、『健康保険、これでいいのだ!』で終えられるよう、健保組合・健保連が連携して、要求実現活動を展開していきたい」と出席者に同プロジェクトへの理解と協力を要請しました。

 「VTR&トーク」の最後には、小説家でエッセイストのC.W.ニコルさん、野球解説者の小宮山悟さんからの応援メッセージを上映。皆保険制度の維持にむけた健保組合の活動にエールが送られました。

―健康保険組合全国大会 第一部―
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